しかし、一つ一つを淡々とこなしていけば「面倒なだけ」で「不可能」な事はないように思います
ストレスももちろんたまりますが、一つ完了すれば次の作業と、移って行くだけですので割り切って行いましょう
結婚とは自分の意思でするもの。その意味を踏まえておけば、何も弁護士を雇ってまで、やってもらうほどのものではありません
このページは北イタリアで行った婚姻手続きの記録として
またこれから結婚される方々への参考となるようにここに公表する事にしました
どこのコムーネでも同様とは限りませんので、必ず事前に確認を行って下さい
下記にある[ 1 ][ 2 ] など作業を分割しましたが、それぞれを同時に行って進めていきます
それぞれの項目について
数字をクリック→各項目の頭にリンクします | |
日本で準備する書類について ([ 1 ]の項目内に限り、この色つき部分は私が直接確認した時のメモです。参考にしてください) | |
イタリア国内のComuneについて 手続きは[ 3 ] の後半につながります | |
教会で結婚式を行う場合 | |
ウェディングドレス、白い靴の準備 新婦が結婚式の時に必ず身につける7つのアイテム | |
結婚式の後の書類について 滞在許可証 Carta di soggiornoを申請しましょう そして5年後、Carta di soggiornoの更新… | |
その他 身分証明書の申請 Codice Fiscaleの申請 健康保険証の申請(→学生の場合も情報記載) | |
事前に確認しておきたいこと 結婚時に変えるのか変えないのか、苗字についてきちんと考えておきましょう >子供の国籍と姓 |
イタリア人と結婚する事が決まったら、まずは最寄の日本大使館・領事館へ行って(または電話して)必要書類を直接確認する事をお勧めします サイト上に記載されている内容とは若干の違いがありシンプルになっている部分があると思います
↓2012年の6月ごろにミラノ日本領事館で婚姻についての書類確認をしたところ、頂いた書類があります。そのテキストを載せます
*いずれもこの領事館で手続きをする場合の必要書類です
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イタリア方式により北イタリアで婚姻する手順
平成17年5月1日
在ミラノ日本総領事館
1. 北イタリアの各市役所で婚姻する場合は、まず該当市役所に提出しなければならない必要書類(Nulla Osta, Certificato di Nascita)を、ご確認下さい (死別・離別のある方は、その旨を市役所に伝え、その他の必要書類も確認してください)
↓
2. 下記の書類を持参の上、在ミラノ総領事館 窓口にて必要書類を申請してください。申請されてから3~4日かかります。
①戸籍謄本(発行から3ヶ月以内のもの)1枚
②婚約者の身分証明書、パスポートなどのコピー(国籍、氏名が明記された公的機関発行書類)
③申請者本人の日本国旅券
(死別・離別のある方は、婚姻および婚姻解消事実がすべて記載された戸籍謄本が必要となります)
領事館に到着したらNulla Osta(婚姻要件具備証明いわゆる独身証明)の申請の旨を伝え、指定の書類二枚をもらって記入し提出します
記入例があり、また提出時にチェックしてもらえます
申請した時点でいつ出来るのかを言ってもらえるので、その日またはそれ以降に再度赴き 受け取り時に発行手数料€10.50を支払います
記入例があり、また提出時にチェックしてもらえます
申請した時点でいつ出来るのかを言ってもらえるので、その日またはそれ以降に再度赴き 受け取り時に発行手数料€10.50を支払います
↓
3. 北イタリアの各県庁にて、領事館発行の書類に認証を受けます。
(ミラノ県庁:Prefettura di milano 住所 Corso Monforte, 27 Ufficio Legalizzazione)
これは、日本領事館で発行してもらったNulla Osta(婚姻要件具備証明いわゆる独身証明)がイタリア国内でも有効であると認めてもらう作業です
県庁のUfficio Legalizzazioneは毎日開いているわけではないので、事前に受付時間を調べて行きましょう
また、申請と引き取り、二回行く必要がありました
また、この引き取りの際にMarca da bollo 14.62euro分が一枚必要な場合があります
県庁のUfficio Legalizzazioneは毎日開いているわけではないので、事前に受付時間を調べて行きましょう
また、申請と引き取り、二回行く必要がありました
また、この引き取りの際にMarca da bollo 14.62euro分が一枚必要な場合があります
↓
4. 市役所に提出して婚姻日を予約します
(が、その前に! Nulla Ostaのコピーについて
このLegalizzazioneをすませたNulla Ostaは、市役所の窓口でまず「Copia conforme」を行いました
(「Copia conforme」とは、その書類のコピーを原本と同じ効力があるもとして認めてもらう手続きです
この場合、LegalizzazioneをすませたNulla Ostaのコピーを原本と同じものとして認めてもらう事になります)
手続きは簡単です。まず、Nulla Ostaのコピーをとります。それを原本と一緒に窓口へ持って行き、「Copia conforme」をしたい旨を伝えます 手数料として約15ユーロほど払って、完了です
(この手続きは、パスポートや滞在許可証には本人の出身地や生年月日など証明する欄が無い事から、Nulla Ostaが唯一有効な書類であるからと、婚姻の窓口で担当者が勧めてくれたので行っていたものですが、後々、教会でこの書類の提出を求められたので助かりました)
*教会へはこの「Autenticazione di copia」のコピー(裏表両面)を提出しました
>「Copia conforme」について(イタリア語)
このLegalizzazioneをすませたNulla Ostaは、市役所の窓口でまず「Copia conforme」を行いました
(「Copia conforme」とは、その書類のコピーを原本と同じ効力があるもとして認めてもらう手続きです
この場合、LegalizzazioneをすませたNulla Ostaのコピーを原本と同じものとして認めてもらう事になります)
手続きは簡単です。まず、Nulla Ostaのコピーをとります。それを原本と一緒に窓口へ持って行き、「Copia conforme」をしたい旨を伝えます 手数料として約15ユーロほど払って、完了です
(この手続きは、パスポートや滞在許可証には本人の出身地や生年月日など証明する欄が無い事から、Nulla Ostaが唯一有効な書類であるからと、婚姻の窓口で担当者が勧めてくれたので行っていたものですが、後々、教会でこの書類の提出を求められたので助かりました)
*教会へはこの「Autenticazione di copia」のコピー(裏表両面)を提出しました
>「Copia conforme」について(イタリア語)
↓
5. 公示(約15日間)後、挙式(イタリア方式でも婚姻は、婚姻当日に当事者及び証人2名が該当地市役所に出頭し、市長の面前で婚姻の宣言を行う事により成立します。)
日本へ婚姻届を提出する際に必要な書類
婚姻成立日から3ヶ月以内に下記の書類と本人の日本国旅券を当館窓口に持参してください。
所定の婚姻届(2通)と、証明書類を当館にある和訳文の用紙に記入し、届出ください。
① 戸籍謄(抄)本 2通
「イタリア方式により北イタリアで婚姻する手順」の「2」にある「戸籍謄本(発行から3ヶ月以内のもの)」と一緒に、同じ日付に発行してもらったものを提出すれば受理してもらえます
② 婚姻登録証明書「COPIA INTEGRALE AUTENTICATA DELL'ATTO DI MATRIMONIO」 2通または、婚姻証明書「CERTIFICATO DI MATRIMONIO」 2通
③ 配偶者の国籍証明書 「CERIFICATO DI CITTADINANZA」 2通
* ②、③はいずれも市役所(COMUNE)から入手してください
* ③については、出生登録証明書原本に記載されている名前が全て明記されているかご確認ください
注1) 届出の際、外国人夫(又は妻)は両親の氏名、続柄、離婚成立日、死別日などを記入する必要もありますので、それぞれ確認しておいてください。
注2) 新本籍を今までの本籍地と別の市区町村にもうけたい場合は、設けたい地名、番地が本籍地として認定可能であるか、事前に日本の市区町村役所に確認してください。提出書類(上記②、③)がそれぞれ3通ずつ必要になります。
参考) 日本人配偶者の氏は、婚姻によって変動することはありませんが、変更を望む場合は、婚姻の日から6ヶ月以内に限り、家庭内裁判所の許可無く、氏の変更届によって、外国人配偶者の称している氏に変更する事が可能です
結婚に伴い氏の変更をする場合の手続き
婚姻届を提出すると同時に「氏の変更届」も行えます(苗字の併記は出来ません。どちらか一つを選ぶ必要があります)
ただし、婚姻届と同時には、「旅券の記載更新申請(パスポートの氏も変更する為行う手続きです)」をすることは出来ません。
「旅券の記載変更申請」には、婚姻届・氏の変更届を提出後、日本の本籍地にて新しい氏の記載された新しい戸籍謄本が必要になります。
新しい戸籍が編成されるまでには、婚姻届・氏の変更届を提出後、約1ヶ月半から2ヶ月かかります
→新しい戸籍謄本が出来てからそれを持って、「旅券の記載変更申請」を行います
また、領事館の方が大変丁寧に教えて下さいましたが
氏の変更を行った場合、滞在許可証、イタリアのIl codice fiscale、また銀行口座の氏も変更する必要があります
このため、「旅券の記載変更申請」の際に「戸籍記載事項の変更(氏の変更)証明書」を同時に申請します
*日本の役所でも結婚の手続きは出来ます。これはイタリアに結婚の届けを提出した場合の必要書類です。意味的には「日本へ報告的に婚姻届を提出する」ということになりますので証人欄の記入は不要です:結婚相手(イタリア人)のパスポートのコピー、日本の所定の婚姻届(証人欄は記入不要)、イタリアの婚姻証明書、その日本語訳(翻訳者のサイン入り)、そして外国人との婚姻による氏の変更届の5点
詳細は各役所へ確認しましょう 海外からであれば問い合わせはメールでも対応しているところもあります
→ 日本で届出するメリット:結婚すると結婚した本人はそれまでの家族の戸籍謄本から離れ、個人の戸籍謄本が作成されます。これがイタリアで届出すると1、2ヶ月要するところ、日本では提出から翌日または2,3日後には仕上がる場合があります(提出時に戸籍謄本取得を急ぐ旨伝える必要があります)結婚後、苗字を変更する方にはこのほうがスピーディーです
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ミラノ日本領事館
領事部窓口 (月曜日~金曜日)
9:15-12:15, 13:30-16:30
http://www.milano.it.emb-japan.go.jp/index_j.htm
最寄り駅
地下鉄黄色線Reppblicaから徒歩5分弱
地下鉄緑線Stazione Centraleから徒歩10分弱
(上記いずれも駅を出て南にまっすぐ進みます。割と近いです)
または地下鉄黄色線Turatiから北へ
大きな地図で見る
[ 1 ]を進めると同時に、あなたが結婚式を行うComuneへ赴き、結婚に必要な書類を確認しましょう
[ 1 ]の画像にあるように「Nulla Osta」などがその必要種類の中にあるはずです
パスポートのコピー、イタリア人のほうの身分証明書のコピーなど
さほど難しいものではありません
→ Consenso は[ 3 ] の後半 へ続く
そして、[ 3 ]では教会で結婚式を行う場合について書きます
まずは教会へ行って、国際結婚である事を告げ、あなたの宗教も伝えましょう
その後、教会で式を挙げる日程を決めます
(過去は異教徒が教会で式を挙げるのは難しかったようですが、近年、それはたやすく受け入れられるところが多くなっています。これはまず、教会で式を挙げる前提として”子供が生まれたらキリスト教の洗礼を受けさせること”を条件とされる場合があります。キリスト教信者や寄付の減少が根底のあるためかもしれません
こちらも参考に>婚姻の秘跡)
日程が決まれば、大抵、コムーネが企画している Corso di fianzamento / prematrimonio を行う事が求められます
例えば毎週何曜日に何時から何時間の授業をするから来てください等です
(コムーネにより、Corsoの期間や時間などが異なります。私の場合は週1回の2ヶ月間でしたが、友人の場合は6ヶ月も続いたそうです)
教会での挙式の日程を決めること、これが決まればここから逆算していって、結婚に必要な手続きを踏んでいくことになります
コムーネによりますが、この Corso di fianzamento / prematrimonio は結婚式から1年以上前に行う事が勧められています。それは基本的にと言う話のようで、実際私達は半年ほど前に始めました
また、日本人の方の親の書類が一枚必要です
内容は、「自分の息子(または娘)が独身である事を証明するもの」です
直筆で、イタリア語と日本語で書き、日付とサインを入れます
普通の紙で構いません
Corso di fianzamento / prematrimonioの内容
コムーネの企画内容によりますが、前半は宗教的な「結婚」の意味について
後半は法律的なその意味についてを考えさせられる内容です
他の婚約者達とともに受けるコースなので、友達を作る事も出来るでしょう
この Corso di fianzamento / prematrimonioが終了すると
「Certificato di frequenza al corso di preparazione」を受け取ります
これはのちに「Consenso」を教会で行う際に必要書類の一つとして提出を求められるので大切に取っておきます
「Consenso」の日取りを決める
Corso di fianzamento / prematrimonio終了の後
教会へ行き、「Consenso」の日取りを決めましょう
大抵、教会側が決めますのでそれに従います
その前に色々な書類の提出を求められます
Certificato di frequenza al corso di preparazioneの他に必要なもの
イタリア人の場合: Certificato di Battesimo、Certificato di Cresima、身分証明書のコピー、Certificato plurimo di cittadinanza、residenza e stato ibero
日本人(イタリア人国籍で無い人): パスポートのコピー、 Nulla Ostaのコピー(>詳細はこちら)、Residenzaを持っている場合は、Certificato plurimo di cittadinanza、residenza e stato ibero そして、「Se il matrimonio avviene fuori della parrocchia di attuale domicilio di entrambi o di uno dei due si deve chiedere l’ok del parroco (Modello XIII )」です
私達は居住地区とは違う教会で式を挙げるためこのModello XIIIも準備しました
教会での「Consenso」の日取りが決まったら、コムーネにもその旨を伝えて
コムーネでの「Consenso」の日時も決めます
コムーネでの「Consenso」には、身分証明書、Richiesta di pubblicazione della Parrocchia, 14,62 euroを持参しました
(事前にこちらが14,62 euroのMarca da bolloを用意するところもあります)
教会の「Consenso」では、結婚する予定のカップル別々に、決まった質問が行われます
もちろんイタリア語ですが、難しいものではありません
予め調べておきましょう
*私の場合は、キリスト教徒ではないため、将来子供が出来た時にその子供はパートナーであるキリスト教徒の行う宗教に基づいた教育を受け入れることが出来る、また、パートナーが私に改宗を強要する事は出来ないという内容の書類を一枚用意されました
教会での「Consenso」が終われば、教会でコムーネに提出すべき書類を一枚渡されます
「RICHIESTA DI PUBBLICAZIONE DA FARSI ALLA CASA COMUNALE」というもの
これをコムーネでの「Consenso」の時に提出します
この時点で、コムーネでの「PUBBLICAZIONE」は実行されます
また、Parrochiaが違う場合は、自分の所属するParrochia用の書類を一枚渡されるのでそれをParrochiaへ赴いて提出します
*いずれの 「Consenso」にも証人は必要ありませんでした
「PUBBLICAZIONE」が終わったら
コムーネ、教会それぞれの「PUBBLICAZIONE」の書類(掲示されたもの)を引き取りに行きます
これを結婚式を行う教会へ提出します
[結婚式に必要な証人に関する書類]
この書類は、証人の名前と結婚式を挙げる時点での年齢、居住地を記入する必要がありますので、予め証人に聞いておきましょう
この書類の提出は、式の1週間前ほどで大丈夫です
証人がイタリア語を分からない場合は友達でもいいので通訳を頼んでおきましょう
これで結婚前の書類手続きは完結です
ウェディングドレスの準備も始めます
私は親戚のつてでVareseにある仕立て屋さんを紹介してもらいました
レンタルと言う選択肢ももちろんあります
いずれも試着には事前予約が必要なところがほとんどです
仕立ての場合はデザインにより価格は異なりますがシンプルな袖の無いタイプで1000ユーロ程度からあります
生地の素材はシルク。そして生地の種類はミカドやオーガンジー、レースなどです
オーガンジーは日本のそれよりも厚手で張りが有り透け感は余りありません
質と価格の面では、日本で仕立てる事を考えるとかなりお得です
日本の仕立てでは仮縫いの回数は決まってしまっていますが、 イタリアはそれとは違い、仮縫いは何度も行われます
重要なのは「新婦が納得する事」です
お店にもよりますが、私が選んだお店はかなり良心的でした
参考までにドレスのショップリンク
Varese県にある仕立て屋さん LADY JUNIOR
自分の思うデザインで作ってもらえます
気に入ったデザインを持ち込みましょう
http://www.ladyjunior.com/
スペインのメーカー PRONOVIAS
ミラノにもショップがあります
数あるデザインの中から選び、自分のサイズに合わせて作ってもらえます
デザインはバリエーションが豊富で気に入ったものが見つかるはずです
http://www.pronovias.it/
ウェディングドレスと合わせる白い靴、結構見つけるのに苦労しましたが、友人達の協力をへてやっと手に入れました
↓お手頃価格はこのお店です。商品の入れ替わりが早いので、見つけたらすぐに手に入れましょう
Deichmann
Pittarello
新婦が結婚式の時に必ず身につける7つのアイテム
このブログで一覧がありますが(>リンク)
以下の7つです
1- Una cosa nuova: simboleggia la nuova vita che sta iniziando
2- Una cosa vecchia: simboleggia la vecchia vita che si sta lasciando alle spalle
3-Una cosa regalata: simboleggia i beni materiali che non dovranno comunque mai mancare alla coppia
4-Una cosa azzurra o blu: simboleggia il desiderio di avere un figlio maschio ( questa risale al vecchio concetto di famiglia patriarcale, ora è di buon auspicio per avere un figlio o una figlia in generale)
5- Una cosa prestata: simboleggia il sostegno della famiglia o degli amici alla nuova coppia
6- Una monetina nascosta nella scarpa: simboleggia la speranza di prosperità e ricchezza
7-Un oggetto rosso nascosto nell’abbigliamento: simboleggia la fecondità
滞在許可証 Carta di soggiornoを申請しましょう
これも申請を行うQuesturaへ事前に赴いて必要書類を確認しておきましょう
Matrimonio. Ecco come sposarsi in Italia
結婚後、パスポートを持って、Questuraへ赴きました
手続きの内容を伝えてもらったのがこの必要書類の一覧です
同時に次回のAppuntamentoの日時も知らされました
難しい内容ではないので、着々と準備を進めましょう
下記以外に必要なものは、滞在許可証(すでに持っている場合)です
[
RILASCIO / RINNOVO FAMIGLIA
ER PARENTE DI CITTADINO UE ENTRO IL SECONDO GRADO CONVIVENTE
* MARCA DA BOLLO DA 14,62 EURO
* 6 FOTO FORMATO TESSERA
* PASSAPORTO IN CORSO DI VALIDITA' (+2 FOTOCOPIE) DELLE SOLE PAGINE CON FOTO, VISITI E TIMBRI DI FRONTIERA
* CONTRATTO D'AFFITTO REGISTORATO O REGITO (+2 FOTOCOPIE)
(IN CASO DI OSPITALITA' PRODURRE INOLTRE UNA DICHIARAZIONE DI OSPITALITA' CORREDATA DAL DOCUMENTO DI IDENTITA' DI CHI OSPITA' +2 FOTOCOPIE)
* DICHIARAZIONE DEI REDDITI (+2 FOTOCOPIE)
* DOCUMENTO DI IDENTITA' DEL CONGIUNTO ITALIANO (+2 FOTOCOPIE)
* CERTIFICATO DI MATRIMONIO +1 FOTOCOPIA (L'ORIGINALE NON VERRA' RESTITUITO) PER I CONIUGATI CON CITTADINO UE (SE IL MATRIMONIO E' STATO CONTRATTO ALL'ESTERO TALE DOCUMENTO DEVE ESSERE TRADOTTO E LEGALIZZATO DALL'AMBASCIATA O CONSOLTATO ITALIANO ALL'ESTERO O APOSTILLE) (+1 FOTOCOPIA)
* STATO DI FAMIGLIA O AUTOCERTIFICAZIONE (+1 FOTOCOPIA)
* DICHIARAZIONE DI CONVIVENZA SOTTOSCRITTA DA ENTRAMBI (+1 FOTOCOPIA)
* DICHIARAZIONE DI MANTENIMENTO (+1 FOTOCOPIA)
]
これをAppuntamentoの日時に赴いて提出します
この際、もらったのが写真付きの一時的な滞在許可証です
A4の書類の下部を切ったもので横長の形状で
私の場合、後日別の場所に指紋の登録へ向かいました
その後、1ヶ月ほどで携帯にSMSで知らせが届くか、それが届かなければQuesturaへ赴いて、Carta di soggiornoを引き取ります
引き取りの際には、滞在許可証の引換書と、(初めての申請でなければ)古い滞在許可証を持参します
これで先5年は何もしなくていいわけです!
*5年後の更新は期限の60日前から可能です
2013年9月現在、私のCarta di soggiorno は未だ、紙でした!
そして5年後、Carta di soggiornoの更新です。
Ufficio immigrazione、またはPatronatoへ行って、必要書類を確認しましょう。
その際、配偶者の国籍、仕事の有無、居住している家が所有しているものなのか、賃貸なのかも聞かれるはずです。以下が必要書類のリスト(クリックで拡大できます)。
必要書類にチェックの上、渡してくれました。
その後、Appuntamentoを取り、必要書類を揃えて渡しましょう。
指紋採取の後、期限なしの滞在許可証が発行されます。
期限はなしですが、5年毎に写真と指紋採取の更新をする必要があります。
身分証明書(Carta d'identita')&住民登録の申請
身分証明書・住民登録は、コムーネの戸籍課(L'ufficio anagrafe)で手続きを行います
しかし、行ったその日に身分証明書がすぐにもらえる訳ではありません
まずはそのコムーネに住民登録する必要があります
(Chiedere la residenzaといいます)
下記は、コムーネに戸籍をまだ登録していない場合の手順です
1. コムーネに行って「身分証明書が欲しいんです」とでも伝えます
ここでもちろん「この町に戸籍あるの?」何と聞かれるのでもちろん「ないです」と言えばもう向こうにおまかせ状態です
自動的に、住民登録を申請する運びになる事でしょう
2. パスポート、滞在許可証を見せてあとは用紙を用意してもらいます
書類に書くべき事があるようなら書いて、完成させます
3. この書類が今度は警察署へ回り、数日後か数週間後、実際に家に警官が「本当に住んでるのかどうか」というチェックにやってきます
約束なしに来ますが、私の場合は10分ほど前に携帯へ連絡がありました
特に家中をジロジロ見るわけではありませんでした
ここでも、パスポート、滞在許可証の提示を求められました
なにやら書類に書き込んで警官は去って行きました
4. さて、これとは別にコムーネである手続きをするように言われると思います
それはある税金の支払いです 毎月ではなく、年間で支払いをします
いわゆるゴミ収集にかかるようなものらしく、l'ufficio tributiへ所定の書類を持って行きます
そこには家やガレージ、倉庫の面積を書く必要があるもので、賃貸契約書にたいていすべて記載されているそうなので、それを持って行き記入を手伝ってもらうとやりやすいです
これについては後日(だいたい年末年始あたり)、家に支払いのBollettaが届くそうです
この税金額は家などの面積、そこに住んでいる人数などにより異なります。収入によって決まるものではありません
5. このl'ufficio tributiの手続き済みの書類を持って再びコムーネの戸籍課(L'ufficio anagrafe)へ行きます
今度は実際に身分証明書(Carta d'identita')がもらえるので、下記の物を持って行きます
・パスポート
・滞在許可証(期限内のもの) 控えを持っている場合は、その更新前の期限の切れた滞在許可証があればそれも持って行くと受け付けてもらえました
*控えのみではまだもらえません
・証明写真3枚
・手続きにかかる費用、5.42ユーロ(紙の身分証明書(Carta d'identita')の場合です)
*もらえる身分証明書(Carta d'identita')の有効期限は10年間です
身分証明書があると、銀行口座を開く事が出来ます
他にもいろいろなところで提示を求められる事があります
この身分証明書が有効なのはイタリア国内のみです。国外へ出る時はパスポートと滞在許可証を持参しましょう
身分証明書、パスポートと滞在許可証を持って、Agenzia entrate(リンク)へ行けば、Codice Fiscaleももらえます
まず手続き完了時に紙でもらえ、後日プラスティック製のものが届きます
(身分証明書申請時の滞在許可証とは違ってこの場合は、紙の物でも有効です)
Codice Fiscaleはいろいろなサイトで物を購入するときに入力を求められることもあり、また銀行口座を開くとき、また小包(SAL便)を海外へ送るときにも提示を求められました
健康保険証にもその番号が記載されるものなので、まず持っておきましょう
健康保険証の申請
ほとんどの医療費や薬代(抗生物質)をカバーしてくれます
例えば20ユーロの抗生物質もこの健康保険で負担額は2ユーロになったり、血液検査なども負担がかなり軽減されます
これを取得するには、まず「ASL(L'Azienda Sanitaria Locale)」というところへ赴きます
午前中しか開いていない事が多いので事前に開館時間を調べましょう
事前に、希望のお医者さんを選んでおきます。どのお医者さんが評判がいいのか、聞いておくと良いです
特に希望がない場合は家の近所で選ぶと便利です。大抵、薬局の近くにお医者さんのスタジオがあります
既婚者の場合
コムーネによりますが、既婚者で扶養家族であれば保険料は無料となります
申請時に持って行くもの
・滞在許可書(引き換え券ではNG 実物をもらってから行きましょう)
・Codice Fiscale
・il certificato di residenza o l'autocertificazione(私は身分証明書(Carta d'identita')で受け付けてもらえました)
臨時の健康保険書(紙のもの)をその場でもらえます
後日、家にプラスティックのカードが届きます
60日以内に届かない場合は再度、ASLへ赴いてもう一度Richiestaをしてもらいます
学生の場合
学生の滞在許可証をお持ちの方は所定の金額を所定の振込先へ振り込む事で1年間、健康保険書を持つ事が出来ます
この「1年間」は1月1日始まりで、たとえ10月に振り込んでも2ヶ月後の年明けにはまた新たに支払う必要があります。価格は一律なので、時期をよく考えて行いましょう
日本で「海外の健康保険」に入るよりははるかに安くつく場合がありますので経済的負担軽減の一つとして検討をおすすめします
金額は一律149.77ユーロですが、コムーネによって振込先が異なります
まずは一度、ASLに足を運び、必要書類と振込先を確認しましょう
私の住んでいるコムーネでは、ある決まった日に警察署でもASLの窓口があり、誰も知らないので比較的空いていると教えてくれました
いろいろ調べてみましょう!
>子供の国籍と姓(>)
>関連記事:イタリアでの出産 イタリア人&日本人 日本の妊婦さん向けグッズ、マタニティウェアやベビー服はどうする? 病院へ持って行くものは? 出生届は?
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