ミレーナちゃんはちょっくら大変でした
ミレーナちゃん
「よーちえん
いきたくないの！」
ジョバちゃん
「行きたいの！」
そこへジョバちゃんの弟、レーレが現れました
ミレーナちゃん
「レーレ！」
レーレ
「ミレーナ！」
「あーよかった
これで きょうは
よーちえん いかんで ええわ
レーレに すくわれたわ！！！」
「ミレーナちゃん、
僕、用事あるねんわ
ミレーナちゃんは
幼稚園行きな、分かった？」
一体どれだけ落ち込んだことでしょう
「僕、用事あるねんわ」
その言葉がぐるぐると
ミレーナちゃんの頭の中をめぐります
下りてきません
幼稚園に行きたくないと
主張しているのです！
ジョバちゃん
「下りたらわ？」
ミレーナちゃん
無言です
するとミレーナちゃん
ご機嫌です
ヨウコ、ハッとします！
「パパ！
音楽や！
ミレーナちゃんに音楽聞かしたろ！」
ジョバちゃん
「はら、なんと？」
ご機嫌は良くなって
トイレから下りて
お着替えをすんなりとさせてくれます
