1. ジョバちゃん
「今日はヨウコの猫ちゃん達の話しよか!」
ヨウコ猫
「フ〜ッ!」
「今日はヨウコの猫ちゃん達の話しよか!」
ヨウコ猫
「フ〜ッ!」
2. 20世紀末
チョビちゃんが密かにご懐妊されていた事が判明する
チョビちゃん
「私のこの美しさと優美さを
さらに増やせるかと思ったのヨ!」
はい、それは素晴らしいお考えでございます!
チョビちゃんが密かにご懐妊されていた事が判明する
チョビちゃん
「私のこの美しさと優美さを
さらに増やせるかと思ったのヨ!」
はい、それは素晴らしいお考えでございます!
3. ヨウコのマンマはちょっとビックリ
「ど、どないしょ
そんなに沢山の子猫ちゃん達を面倒見れるかしら?!」
「ど、どないしょ
そんなに沢山の子猫ちゃん達を面倒見れるかしら?!」
4. ほんでも、獣医さんの一言がすべてを変えます
獣医さんの渡辺先生
「チョビちゃんはこんなに可愛いから
きっと産まれてくる子猫ちゃん達も可愛いよね!」
チョビちゃん、この一言をお褒めになります
ヨウコのマンマ、この言葉にハッとします
獣医さんの渡辺先生
「チョビちゃんはこんなに可愛いから
きっと産まれてくる子猫ちゃん達も可愛いよね!」
チョビちゃん、この一言をお褒めになります
ヨウコのマンマ、この言葉にハッとします
5. 獣医さんの渡辺先生
「おめでとうございます!
チョビちゃんは5人の猫ちゃんを妊娠中だよ!」
ヨウコのマンマ
「やっほ!」
「おめでとうございます!
チョビちゃんは5人の猫ちゃんを妊娠中だよ!」
ヨウコのマンマ
「やっほ!」
6. それは2000年の3月3日
ヨウコは誰もいない家に帰り着いた
ヨウコ
「お、今日はみんな出かけてるな
みんな帰りは遅くなりそうやねぇ」
ヨウコは誰もいない家に帰り着いた
ヨウコ
「お、今日はみんな出かけてるな
みんな帰りは遅くなりそうやねぇ」
7. ヨウコは帰ってすぐにチョビちゃんのもとへ駆けつけました
するとなんとなんと
おチョビちゃまがまさにお一人目を
ご出産なさっているところだったんです
チョビちゃん
「一体何が起きてるの?
なんかウンチがいっぱい出る感じやねんけど」
ヨウコ
「うわぉ!
頑張れ、チョビちゃん!」
するとなんとなんと
おチョビちゃまがまさにお一人目を
ご出産なさっているところだったんです
チョビちゃん
「一体何が起きてるの?
なんかウンチがいっぱい出る感じやねんけど」
ヨウコ
「うわぉ!
頑張れ、チョビちゃん!」
8. 3時間の重労働の後…
ヨウコ
「頑張れ、チョビちゃん!
あと一人で終わりやで!」
チョビちゃん
「おっかしいな〜!
あたしがしたウンチったら
動いてるし、ニャオニャオ言うてんねん!」
と事の次第にお気づきになっておられません
ヨウコ
「頑張れ、チョビちゃん!
あと一人で終わりやで!」
チョビちゃん
「おっかしいな〜!
あたしがしたウンチったら
動いてるし、ニャオニャオ言うてんねん!」
と事の次第にお気づきになっておられません
9. そして5人目が産まれました
ヨウコ
「えらいぞ、チョビちゃん!
今からお水持ってくるわね!」
チョビちゃん
「あ〜疲れた〜」
ヨウコ
「えらいぞ、チョビちゃん!
今からお水持ってくるわね!」
チョビちゃん
「あ〜疲れた〜」
10. その少し後、ヨウコのマンマが帰宅しました
ヨウコのマンマ
「ただいま!
あれ?!」
ヨウコのマンマ
「ただいま!
あれ?!」
11. ヨウコ
「いまからチョビちゃんのご子息方に挨拶しよっか!」
ヨウコのマンマ
「あらまぁ、チョビちゃん
よぉ頑張ったわねぇ!」
「いまからチョビちゃんのご子息方に挨拶しよっか!」
ヨウコのマンマ
「あらまぁ、チョビちゃん
よぉ頑張ったわねぇ!」
12. 子猫ちゃん達に面会しに行く二人
「うん? あれ?」
なんか多いですよ
「うん? あれ?」
なんか多いですよ
13. ヨウコ
「あっし、あの黒い子産まれたとこ見てへんでぇ」
ヨウコのマンマ
「獣医さんは5人産まれるって言うてはったよねぇ?」
「あっし、あの黒い子産まれたとこ見てへんでぇ」
ヨウコのマンマ
「獣医さんは5人産まれるって言うてはったよねぇ?」
14. その「黒い子」がアトムちゃんです。
アトムちゃん
「おや? どなたもボクちゃんが産まれるのを
ご覧になっていませんでしたか?
ふふっ!
どなた様でも秘密というものは
お持ちではございませんか、そうでしょう!」
アトムちゃん
「おや? どなたもボクちゃんが産まれるのを
ご覧になっていませんでしたか?
ふふっ!
どなた様でも秘密というものは
お持ちではございませんか、そうでしょう!」
15. ともかく、子猫ちゃんたちはスクスクと育ちました
ヨウコのおばあちゃんが現れました
アトムちゃん
「こんにちは、シニョーラ
ご機嫌いかがですか?」
ヨウコのおばあちゃんが現れました
アトムちゃん
「こんにちは、シニョーラ
ご機嫌いかがですか?」
16. ヨウコのおばあちゃん、
アトムちゃんに話しかけます
「あんさん、鼻にマジック塗ったんか?」
アトムちゃん、ハッとします
アトムちゃんに話しかけます
「あんさん、鼻にマジック塗ったんか?」
アトムちゃん、ハッとします
17. アトムちゃんは少し考えた後
こう上品に答えました
「シニョーラ、さにあらず。
これは運命と言う名の授かり物でございます」
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\(=M=)/\(@w@)/
Buona giornata a te!!!